公演情報
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発表会 2006
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2006年の公演

フェデリコ・ガルシア・ロルカ没後70年記念公演「ベルナルダ・アルバの家」

アントニオ・アロンソと碇山奈奈の
初コラボレーションで送るロルカフラメンコ!!
「ベルナルダ・アルバの家」

公演データ

日時・会場:

2006年2月17日(金)-18日(土)
新宿文化センター大ホール

チケット:

S席:¥10,000  A席:¥8,000  B席:¥5,000

ストーリー

スペインの南、太陽の光と白い家々のアンダルシアにある小さな村を舞台に、家の権威を守ろうとする母が生み出した悲劇。 夫の死後、旧家の女主人となった母(ベルナルダ)が、5人の娘たちに8年間の喪に服することを強要。 そんな中、長女の婚約者と末娘が恋に落ち、家族内に争いが芽生え始める。 母の強いた呪縛は、年頃の娘たちにとって悲劇の始まりであった…。

アントニオ・アロンソ 

Antonio Alonso(アントニオ・アロンソ)

この作品はフェデリコ・ガルシア・ロルカ没後70周年を記念して、彼のもっとも有名な作品である「ベルナルダ・アルバの家」へ捧げるオマージュです。
「ベルナルダ・アルバの家」は自由を求める女性たちの叫びです。なぜなら、この作品の中で女性達はその胸の中に締め付けられる様な苦しみの叫びを抱え男達はその胸に銃弾を受け倒れていきました。
それゆえ、我々の叫びは女性に対する偏狭や非難への叫びでありまた銃弾への叫びであり自由を求める叫びなのです。

マドリードに生まれる。7歳よりスペイン舞踊をはじめ、13歳にしてプロフェッショナルとしての活動を始める。
1978年、アントニオ・ガデスが初代芸術監督となったスペイン国立舞踊団に入団し、1年後にはソリスト、プリモ、後にプリンシパル・ダンサーとして同舞踊団の数多くの作品に出演。主な出演作品にはグラン・アントニオの振付による「三角帽子」「サラサーテのサパテアード」、ホセ・グラネロの「メディア」がある。特に、マノロ・サンルーカルの音楽、ホセ・グラネロの振付による「メディア」では、その高度な芸術性を絶賛され、日本を含め世界各地の公演で大ヒットとなった。
1986年にはフラメンコ及びクラシコ・エスパニョールの独自のカンパニーを結成し、イタリア国営テレビでの特別番組出演や、オランダ・スイス・ベルギー・ルクセンブルク・オーストリア・ドイツ等のツアー公演を行い、振付家としても才能を発揮。また、フランコ・ゼッフィレッリとの契約ではウィーン国立歌劇場のオペラ「カルメン」の振付、客演でプラシド・ドミンゴと共演した。
1994年にはアンダルサ舞踊団にゲスト・アーティストとして招聘され、マリオ・マジャ監督、振付のもと「レクイエム」を主演しスペイン各地の公演で熱狂的に迎えられ、マドリードでは40日間のロングラン公演を達成。
1996年、自らのプロデュースによる「ソロス」をマドリードで初演し、その後ボストン、ニューヨークでツアー公演を行う。
1997年、東京六本木にアントニオ・アロンソスペイン舞踊学校を開校。翌年9月、ベアトリス・マルティンとヤクルトホールにて「センティード・フラメンコ」をプロデュースし、自らの振付による「アルマ」を初演。また、NHKスペイン語講座他、数多くのTV番組に出演する傍ら、2001年6月にはプロ舞踊家デビュー30周年を記念して東京・新宿文化センターにて、作品「アルマ・デ・オンブレス」を発表する。
2002年3月、テレビ朝日「題名の無い音楽界」でソプラノ・塩田美奈子、新日本フィルハーモニー交響楽団と自らの振付によるオペラ「カルメン」で共演。また同月サントリーホールにて東京フィルハーモニー交響楽団とオペラ「カルメン」を共演する。
2003年2月には同作品を岡山シンフォニーホールにて岡山フィルハーモニック管弦楽団と共演、5月には札幌メディアパーク「スピカ」にてスピカフラメンコフェスティバル2003に特別ゲストとして出演する。
2004年2月、アイダ・ゴメス・カンパニーによる舞台「サロメ」にて特別招聘ゲストとして出演する。
2005年7月には川口国際文化センター・リリアホールにて「川口文化交流フェスティバル2005」に出演。アントニオ・アロンソと彼の率いる舞踊団でソプラノ・塩田美奈子とヴァイオリニスト・川井郁子をゲストに迎え公演を収めるなど、多方面で活躍している。

キャスト・スタッフ

第一部「ベルナルダ アルバの家」

碇山奈奈
ベルナルダ・アルバ:
碇山奈奈
アントニオ アロンソ
ペペ・ロマーノ:
アントニオ・アロンソ
山下桃子 アデラ:
山下桃子
石本多恵 マルティリオ:
石本多恵
朝日千晶 アングスティア (17日):
アメリア(18日):
朝日千晶
斉藤尚子 アメリア(17日):
アングスティア (18日):
斉藤尚子
加藤万紀子 マグダレナ:
加藤万紀子
桑折優子 ポンシア:
桑折優子

第二部 フラメンコ

碇山奈奈      
アントニオ・アロンソ    
朝日千晶 石本多恵 伊勢三花 加藤万紀子
金井久美 桑折優子 小熊郁子 斉藤尚子
桜橋めぐみ 須賀元子 田中義乃 東郷史子
長瀬友美 日野治美 船津直子 村山智子
山下桃子 吉澤まどか    

音楽

ギタリスト


  鈴木尚
カルロス・パルド
池川寿一
カンタオール   エンリケ・エル・エストレメーニョ
ミゲル・デ・バダホス
ヴァイオリン   三木重人
チェロ   翠川敬基
パーカッション   海沼正利

舞台協力: (株) オン・ステージ・コードー

舞台統括   田中好道
舞台監督   田中英世